作詞 佐久間宏太 作曲 佐久間宏太 編曲 L.I.P
最後の火が消えた 家路につく人混みにまぎれて
はぐれない様につないだ手 ただ離さないように必死だった
ほどけていった理由は 今でもよく思い出せないよ
飛び散って消えた光 まるで流星雨
拾い集めるほど 欲しいものは無くて
失うほど持っていたものも無かったよ
必然も偶然も 要らなかったから
ただ『今』が続けばって願ってたんだ
夜空に描いた 想いは流れ落ちて
一瞬の輝きに 身を任せて弾けた
ねぇ、あの日の声が 耳にこびりついたまま離れないよ
全ては幻だったようにはかなく散った歪んだ記憶
最後の火が消えた あれから季節は一回りして
君の代わりに隣には 何も無い空間が存在する
きっと君もどこかで この夜空を眺めているのかな
飛び散って消える光 まるで流星雨
『今でも』なんて 今さら言えそうにない
引き止めないように 背を向けたはずなのに
夢なら醒めるな、幻なら消えるな
何でもいい 目に見える形で傍にいてよ
夜空に描いた 望みは撃ち落とされて
一瞬の輝きに 想いを馳せ叫んだ
ねぇ、あの日の君が 今でも目に焼き付いて離れないよ
全てが嘘であればいい、全てが嘘であればいいのに
夜空に描いた 想いは流れ落ちて
一瞬の輝きに 身を任せて弾けた
ねぇ、あの日の声が 耳にこびりついたまま離れないよ
全ては幻だったようにはかなく散った歪んだ記憶
流星雨
ザクロ
作詞 佐久間宏太 作曲 佐久間宏太 編曲L.I.P
やけに世慣れしてる キミの態度
『心』+『受』=『愛』は存在してない?
気に入ったものを見つけると全て喰い散らかす
ボクじゃなくても満たされる そんな底無しの欲望
赤と黒のコントラスト 妖しく見えるのは照明(あかり)のせい?
混ざる度 滴る想い 貧るようにえぐるキミの果実
上辺だけの関係なら もう疲れたよ
本当はキミの中で溶けてしまいたい
傷を舐め合う度 二人の距離は離れたの?
今度ばかりは我慢できそうにもない
熟れすぎザクロ
なんでもわかってるような キミの素振り
それが的を得てるから癪になる
ボクの考えと同じタイミングで
上が下になり 前が後ろになる
攻めとか守りとかどうでもいい
愛が欲しいのは一緒だろ?
アタマではわかってるのに カラダが言うことを聞かないんだ
笑いながら時折見せる哀しそうな表情(カオ)
キミの考えが読めないから 余計に虚しくなる
駆け引き相手はボクで一体何人目?
意味のない嫉妬が尚更ボクを暴走させる
飢えすぎピエロ
笑いながら時折見せる哀しそうな表情(カオ)
キミの考えは読めないから もう何も考えない
駆け引き上手なキミに勝てる術はない?
それならいっそこのまま騙され続けようか でも
上辺だけの関係なら もう疲れたよ
本当はキミの中で溶けてしまいたい
傷を舐め合う度 二人の距離は離れたの?
今度ばかりは我慢できそうにもない
熟れすぎザクロ
消えゆく、雨
作詞 佐久間宏太 作曲 佐久間宏太 編曲L.I.P
響くサイレン 重症の空 書きかけの歌 長すぎる雨
笑わないキミ 笑えないボク びしょ濡れの犬 届かない声
水溜りの輪 増える雨音 大きめの傘 握りしめる手
足元の夢 消える放課後 落ちる砂時計 戻らない時
想い描く未来に絶望しか見当たらないのなら
ボクは何に縋って これから生きればいい?
現実か理想かなんてたいした問題じゃないのに
こんなにボクを 振り回すのはいったい何?誰?キミ?
響け響け 何も聞こえないくらいに
キミへキミへ 想い届くようにと
溶けて溶けて 消えていくならそれでいい
そしてそして 雨に変われば
朽ちた街路樹 終わった時間 意識の隙間 流れ込む夜
明るいネオン 色褪せる街 泣いてる子供 重なる自分
上る階段 慣れないタバコ 拾った指輪 投げ捨てた窓
染まってくキミ 染まれないボク 止まる砂時計 暗がりの部屋
途切れていく面影誰かに探して目を逸らした
ボクはあれから何も 変われてはいないから
遠ざかる背中追い掛けられずにただ眺めていた
今はそれを 悔やんだりはしていないけど でも、でも...
響け響け 何も聞こえないくらいに
キミへキミへ 想い届くようにと
溶けて溶けて 消えていくならそれでいい
そしてそして...
まるでまるで 初めから何も無い様に
まるでまるで 気付かなかった様に
溶けて溶けて 消えてしまえばそれでいい
そしてそして 雨に変われば